「毎週どこかのキャンプ場に行ってキャンプ飯を作ったりお酒を飲んだりして楽しんでます♪」
とか
「お気に入りのキャンプギアを揃えて自分スタイルのキャンプをしています」
みたいな人もたくさんいることでしょう。
少なくとも自分が思い描くキャンプスタイルができたら理想ですよね。
しかし、頻繁に足しげくキャンプに通える人が実際のところそこまで多くはないというのが実情ではないでしょうか。
特に社会人として働きながら、空いた時間をすべて趣味のキャンプに注ぎ込める人というのはごくわずかである気がしてなりません。
そこでキャンプが好きだけどそこまでキャンプに時間がさけるわけではないキャンパーの意見をまとめてみました。
実際忙しいソロキャンパーの意見
かくいう私も、できることなら毎週でも焚火ができたら最高だなと思います。
ただ実際そうはいきません。
日曜などの休日は子供たちが家にいるので、子供そっちのけで父親だけキャンプに行くというわけにはいきません。
特に子供たちが小さいうちは自分の趣味よりも子育てを優先するお父さんの方が多いのではないでしょうか。
仕事の残務など、持ち帰りの仕事を休日にすることもあるでしょう。
そういった生活が当たり前になってくると、自分ひとりだけの時間のなさを実感します。
キャンプが趣味として続けられるかわからない
一般論として、高額なキャンプ用品を揃えたとしても趣味趣向の変化や環境の変化などでキャンプから離れてしまうことも十分にあるでしょう。
キャンプに興味はあってもそこまでのめり込めるかわからない。初期投資がそれなりにかかる。
最初にそれだけお金をかけても趣味として続けられるかわからないし頻繁に行けるかもわからない。
でも、それでもちょっとやってみたいかも
そんなトライしてみたいけど躊躇している、という方のために、実はキャンプを始めるための敷居はそんなに高くないという理由をこれからお話します。
特にこれから新しい趣味を見つけたい人にとってキャンプは悪くない選択肢だと思います。
最初に道具をそろえるのが大変だし、お金もかかるんじゃない?
結論からいえば、最初からすべてを揃える必要はありません。
必ずしも、「テント・グランドシート・タープ・寝袋・マット・ランタンetc.」がなくてもいいと個人的に思っています。どこのサイトでも、「キャンプで必要なものリスト」と称して必要最低限としての道具がリスト化されていますが、必ずしも最初に全部揃える必要はないことを提唱します。
「何がしたいか?」というところをまずか考えてください。
そうしたら、「それをするためには何が必要か?」という逆算をするのです。
私の場合は、「焚火がしたい」から始まりました。だから初期で揃えた道具は「焚火台」くらいしか高額なものは買いませんでした。(チェアは最初から買っておけばよかったと、今なら思っています)
キャンプで焚火だけを楽しんでいくスタイルだったが、次第に焚火で料理がしたいと思ってシェラカップやメスティン、網、鉄板などを購入し、一人BBQを楽しみました。
それからふと、皆テントやタープで固有の領土を確保しているのに、私にはそれがなかったことに気づいて自分の〝城〟が欲しいと思うようになりました。テントにしようかタープにしようか迷いましたが、最終的にDDタープとポールを購入しました。
それから数年後、これは個人的には冒険だったのですがお泊りキャンプをしようと思いました。それも時期が真冬だったのでいきなりの冬キャンプということでそれに向けての準備をしました。
とはいっても、新たに新調したものは湯たんぽとマット、ホッカイロくらいでしたでしょうか。(寝袋は昔買ったものを持っていた)
ここまでくるのに、だいたい五年以上は期間を要しています。
最初からお泊りでキャンプがしたいということでしたら、確かにそれなりの準備が必要となりそれに応じて出費もかかるでしょう。
しかしあれもこれもやろうとせず、まずは自分なりにやりたいことを見つけて、それをするために必要な最低限のものだけを準備してキャンプを始めるということをお勧めしたいです。
そうやって最低限のコストでキャンプをやってみて、趣味としてキャンプが楽しくなってくると、そこへの出費が苦ではなくなります。
キャンプって、初期投資だけお金をかければあとはお金がかからないって本当?
私個人の意見としては、キャンプに行けばその都度毎回お金はかかると思っています。
まずはキャンプ場での使用料がかかります。
そんなほいほい近場にキャンプ場などないでしょうから、それなりのキャンプ場に行こうとすれば現地へ行くための高速道路料金とガソリン代もかかる。
また、行ったら行ったでキャンプ飯を作るための食材でもお金がかかりますよね。ソロキャンプだと、一人分の具材ってあまりないので、うまくやらないとコスパが悪くなりがちです。
キャンプって、最初に高い道具を揃えたら後はお金がかからないというのは、嘘だと思います。継続的にお金はかかってきます。
でも、それをいかに少額に抑えつつ楽しんでいくかが勝負所というか、そこも含めて楽しめるといいのかもしれません。私の場合は、移動はバイクで移動、近場かつ無料で焚火ができる場所を見つけたので移動費はバイクのガソリン代のみに抑えられています。
ソロキャンプが趣味の人って、毎週お出かけするの?
これはもう完全に個人差なので、自分の自由でいいでしょう。
私としては、焚火が主軸でキャンプをやっているので、秋~冬がメインで行くことが多いです。
夏の暑い時期に、炎天下のもとで焚火をすることは、何かの罰ゲームになってしまうのであまり行きません。
とはいえメインの季節でも毎週毎週休みのたびに行くわけではありません。
ストレスが溜まってきたら行くとか、肉が食べたくなったら行く、とか。
時期は未定です。行きたくなったら行くというのがソロキャンプのいいところです。
行きたいときに行くって気軽で自由でいいね
毎度遠出して素敵なキャンプ場に通わなければならないのですか?
近くにキャンプ場がある地域に住んでいる人は問題ないのかもしれませんが、ほとんどの人にとってはそうではないですよね。
特に私も都内在住の身としては、キャンプ場選びでは不利だと考えていました。私はバイクはありますが、高速は乗らないので下道でいける範囲でしか選択肢がありません。
しかし探せば、近場で焚火ができる、コストの安いキャンプ場は意外とあります。
- 若洲海浜公園キャンプ場
- 彩湖・道満グリーンパークキャンプ場
- 清水公園キャンプ場
- 巾着田
- 利根川ゆうゆう公園デイキャンプ場etc.
ゆるキャン△でやっているような有名どころキャンプ場に毎度行かなくても、キャンプはできます。
もちろん本格的な趣味としてキャンプがしたいということであればそういった素敵なキャンプ場に行って楽しめばいいと思います。
そこまでがっつりやりたいわけではないようであれば、そういう場所へは年に一回だけにするとか決めたらいいでしょう。
近場でも意外とキャンプができる場所はあります。
ただ、都営の公園などはキャンプ場というよりもBBQ場という雰囲気だったりするところもあるので注意が必要です。
それと、宿泊が可能かどうかはよく確認する必要があります。(巾着田などはHPによると長らく宿泊NGです)
公園などは無料で利用できるところが多いのですが、車利用者は駐車場代は別でかかるので要チェックが必要です。
関東近郊でも意外とキャンプができる場所はあるので、ぜひ探して自分のお気に入りを見つけてみてください。
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