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素人でもできる!DIY・タブレットスタンドの作りかた(木材を使用)

目次

DIY・タブレットスタンドを作るために必要なもの、準備するもの

端材

端材(はざい)と読みます。
端材とは、木材を必要な資材にするために切り取った余分な部分のことです。 
ホームセンターなどで〝袋詰め放題〟などの形で販売していることがあります。またジモティー(地域密着型掲示板)でも手に入ることができます。

端材にはさまざまな大きさ、形があります。最適なものを選択することが難しいため、一袋にたくさん詰め込んで、自分で組み合わせて作るのがいいと思います。

木工用ボンド

仮接着のために使用します。あくまで〝仮〟の接着ですが、セロテープなどで代用すると怪我をする可能性があるためボンドでしっかり接着することをお勧めします。

ネジ

ネジは、木材の使用に適した木ネジ(もくねじ)を使用します。
先端形状は、木材にねじ込むために適した先端がとんがったものを用います。
太さは任意のものでOK。長さは長すぎても短すぎてもいけないので、必要な長さは購入前にだいたい計測しておきましょう。

※ホームセンターに行くと、これでもかというほどさまざまなネジの種類が置いてあります。
ネジの頭部分の形状の違いで、皿頭、なべ頭、トラス頭など。
ネジの先端がとんがっているかいないか。
ネジ山が途中までのものか、すべてネジ山になっているのか。
また使用するプラスドライバーには、0番、一番、二番、三番とJIS規格で定められた種類があり、ネジもどの番号に対応するのか確認する必要があります。(二番を選んでおけば間違いありません)

最適なネジがあるとは思いますが、もし初心者であるということでしたら、なにを選んでも大して間違いはないと思って気楽に選んでもいいかもしれません。失敗をしながら学ぶこともあるでしょう。

電動ドライバー

電動ドライバーは数万円もするものから、5,000円前後で購入できるものなどさまざまです。筆者は素人DIYだったので、当時は違いもよくわかっおらず、下から1番目か2番目に安価な電動ドライバー(電動ドリル)を購入して、現在も壊れずに使用しております。

コードレスの充電式ではなく、コード式のものを購入しました。そこまでアクティブに使用するつもりはなかったし、長い延長コードを用いているためコードの短さで困ったことはありません。

先端のアタッチメントを取り換えることで、ドライバーとしての機能を持ったり穴をあけるドリルの役目も果たすことができます。

必要に応じて、サンドペーパー・ニスなどで艶を出す

完成後に染色塗料で色を付けてもいいでしょう。

艶や光沢を出したり、表面を傷や汚れから防ぐためにニスを塗るのもありです。

画像のものは、100円ショップでも購入可能な色付きのニスを使用しています。

もし塗料やニスを使用する場合は、サンドペーパーで本体表面を研磨して、ハケなどで塗る必要があります。

DIY・タブレットスタンドの作り方

端材の形状をみて、タブレットスタンドになりそうな組み合わせを考えます。

※今回は、画像のような積み木様ブロックや正方形の平板を組み合わせました。(画像)

完成画像

タブレットが滑り落ちないように木材の高さはずらしてあります。

端材を合わせておきます。
いきなりネジを通すことはしません。
まずは接する面に木工用ボンドを塗って仮固定をします。
完全に乾燥するまで待ちます。完全に乾燥するのに24時間といわれていますが、半日ほどでも硬化は進んでいます。(季節による) 要するにネジを打ち込むときに合わせた板同士がずれなければよいわけです。

ネジは端材を貫通させるために十分な長さのものを準備します。
下の画像にて、奥行きが10㎝なので、10㎝を超えない長さで、板を三枚は貫通する長さの6㎝以上は必要となります。

木ネジ・長さ65㎜・径4.2㎜・皿ネジ・ドライバーサイズ2番

上の図のネジが使用に適しておりました。
ネジの表記に「4.2」と書いてあるのは、ネジの太さです。4.2㎜径のネジであることを意味します。

下の図のように、硬い木材にいきなり太いネジを通そうとすると〝木割れ〟という現象が起こることがあります。

いくら電動ドライバーで木材にネジを通そうとしても難しいでしょう。
そのため、ネジを入れる部分には、あらかじめ電動ドリルで下穴をあけておきます。こうすることで容易に板にネジを通すことが可能です。

※下穴をあける際のドリルの直径は、ネジの太さの70%ほどといわれています。4.2㎜の太さのネジの7割はだいたい3㎜なので、3㎜のドリルで下穴をあけます。(下図)

下穴をあける場所に決まりはありません。合わせた板を貫通して固定できればよいです。前後2か所ずつに穴をあけます。

下穴をあけたら、ネジを入れていきます。(下図)

タブレットスタンド完成画像と実際にタブレットを設置してみた

スタンドとして木材を使用しているので、どっしりと安定感があります。10インチのタブレットでも全く問題なく使用しております。

筆者はapple製品のタブレットも所持していますが、お風呂で動画などのインターネットをするときには水没の事態も考えて安価なfireHDをお風呂に持ち込んでおります。

後ろに倒れたり、滑って落ちたりなどの心配もなく、水没するような事件もまだ発生しておりません。

まとめ

個人的には、DIYなんてトライアンドエラーの精神でやることがよいと思っています。

一つ一つ失敗をして、それを糧に技術や知識を増やしていくことが案外近道であるように感じております。

ネジ選び一つとっても、長さやサイズを多少間違えたとしても、DIYを続ける限りはいつかそのネジは使うことになります。

一回で成功するつもりでやるよりも、失敗も視野にいれて取り組んだほうが精神的にもいいです。

特に初心者の方は、初めから完璧を求めないほうがよいでしょう。

筆者が初めて作ったDIYがこのタブレットスタンドになります。このあとミニテーブルやラック、本棚などを作りました。どれも買った方が安かったかもしれません。それでも、自分で考えながら楽しく作ることができましたし、工具やDIYについての知識を持つことができました。

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