100円ショップの商品は壊れやすい。
これは真実としてあると思いますが、その中でも意外と長期で使っても不具合のないものも確かに存在します。
今回は私が実際に使っているもののなかから、実体験をもとに長持ちしているキャンプ道具をご紹介いたします。
DAISOのトング(バーベキュー用トング約30㎝・税込み110円)
ステンレス製の軽量コンパクトなトング。
焼き肉を焼く目的で買ったのではなく、単純に火ばさみとして購入しました。
トングが広がったままにならないようにストッパーの金具もついています。
これが意外と壊れずに使い続けています。
ちゃんとした火ばさみの方が作りもしっかりしているでしょうし、焚火の炎からのリーチも長くとれるでしょう。
しかし30㎝ほどの百均トングでも使用には全く問題ありません。
リュックの底にぽいっと入れておけるので収納の邪魔になりません。
そして一番のメリットは安いので雑に扱っても心が痛まないことでしょう。高価であるほど破損時の精神的ダメージは大きいです。特にトングや火ばさみなどは火に直接触れるものなので、扱い方によっては故障する可能性は常にあります。
また焚火など最後までやっていたい派としては、日没後の撤収の際に持ち帰り忘れることも十分ありえます。紛失しても心の痛みは軽く済みます。
DAISOのペグ(鉄製・20㎝・1本税込み110円)
状態の悪い地面でのペグ打ちを経験していないので、百均ペグでやれているということは事実としてあります。
おそらく石がゴロゴロしているような固い地面や、逆にぬかるんだ地面では太刀打ちできないでしょう。
しかし状態の良い地面では十分に対応可能です。適度な地面でしかキャンプをしないというのであれば、本格的なペグは必要ないかもしれません。
それでも鍛造ペグやチタンペグのような高価なペグを持つ満足感は想像するまでもなく高いことでしょう。
テントやチェアと同等の愛着を得られることは想像に難くありません。
私自身も幾度となくAmazonでポチろうと思ったことかわかりません。
それでも購入に至っていない理由は、上記で述べた通りまだその必要性に至っていないからです。
丈夫さでいえば、鉄製なので充分な硬度を有しております。
ただし石を砕くほどの硬さはありません。でも石に当たってしまっても、石のない場所を探せば済むだけです。
一度だけ20㎝ペグでは不安だったことがありました。
前日の雨で地面がぬかるみ気味でした。
その日のペグはもちろん容易に刺さりますが、逆をいえばいつもより抜けやすい状態でした。
幸い風が吹いていなかったからよかったものの、風が吹いていたら簡単に抜けていたと思います。
ペグマーカーがついておりますが、暗闇でも光ったりとかではなさそうです・・・。
DAISOのハンマー(税込み110円)
基本的にはペグと考え方的には同じです。
ハードな地面でのペグ打ち経験がまだないがゆえに、ハンマーも安物で済ませられているという感は否めません。
安価ではあるけど、普通に使用している分には耐久性など含め問題なく使えています。
サイズ感は手のひらサイズで、軽量コンパクトですがハンマーとしては心もとない場面もあるかもしれません。
しかしこれも今後固い地面でのタープ設営を見据えた場合はそれなりのハンマーを購入するべきと考えます。
SERIAのテーブル(脚付き網をテーブルとして使っているだけ)
縦20㎝、横30㎝、高さ6㎝ほどのスチール製の脚付き網を簡易テーブルとして使用しています。
たためば薄さが1㎝にも満たないくらいになるので、収納に困りません。
焚火を始めた当初から使っていますが、一向に壊れる気配がありません。
デメリットとしては、材質によっては滑りやすいということが挙げられます。
他には、やはり本来テーブルとして使うために作られたものではないので、そういうことが気になる人には向かないかもしれません。
DAISOの三角自在金具(2個入り・税込み110円)
自在金具とはロープにテンションをかける際に大変便利な道具です。タープやテントで、ロープを張るときに重宝します。
最初は何のための道具なのかわかりませんでした。
タープなどは特にロープをしっかり張らなければ綺麗に張ることができません。
そんなときに自在金具があると綺麗に張ることが可能となります。
三穴と二穴の金具がありますが、断然三穴のものをお勧めします。三角形の三穴のものは、金具の向きを一時的に変えることで力を必要とせずロープの張力を調整することができます。
アルミニウム製であるため、紛失しない限りは破損の心配もなく長く使い続けることができるでしょう。
コメント